与謝野晶子の歌碑が大変です。

三条市のHPでも紹介している与謝野晶子の歌碑の景観がだいなしです。
水害による河川改修事業で信濃川の堤防嵩上げ工事により 晶子が読んだ

『 くろ雲と 越の大河の 中に阿里  珊瑚の枝に 似たる夕映 』

この歌に読まれた大河の佇まいを目にすることが出来ません。

今まで 絶好の夕日スポットだったこの場所
夕方になると近所のお年寄りが夕日に向い手を合わせる姿をいつも見ていました。
今でも夕日を見ることは出来ますが 
夕日に照らされ 珊瑚の枝の如く光り輝く大河を見ることは出来ません。

ここには御影石で出来た立派なベンチとテーブルもあり
知る人ぞ知る市民の憩いの場となっています。

この場に立って 大河の水面に思いをはせ
この句を読んだ晶子の心に触れることの出来るこの公園を
一刻も早く新堤防の高さまで嵩上げをしてほしいと願っています。



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