12/02 チャリティーラーメン 
@ A B C
《 本当に今年が最後 》
地元紙に大見出しで掲載された毎年恒例のチャリティーラーメンを12/2に開催した。
記事の中にもある通り この地で50年もの間ラーメン店を続けて来て
身体のあちらこちらにガタが来ており(笑)今回をもって最後としてもらうことに決めていた。
毎年 麺が無くなるまで夜の部もやっていたが今年は昼の時間帯で終了させてもらうこととし
麺を160食用意し戦いに挑んだ。(笑)

《 戦いが始まった 》
新聞でこの日を知ったお客様が開店の11:00の30分前から並び始め
 雨の中をお待ちいただくのも悪いと10分前に20名を超えたため時間を早めて開店した。
開店と同時になだれ込むお客様も既に心得ておられ
こちらからお願いするまでもなく次々と相席してくれて
あっという間に30人分の席が満席となる。
もっとも どんなに満席になろうと この日はお客様に注文を聞くまでもなく
『氷頭みそラーメン』1品のみ!
普段の営業と違い実にスムーズに仕事もお客様も流れて行く。
とはいうものの あまりの混雑振り1度2度と諦め
 4回目に漸くあり付けたという人も出るほどで
開店から終わりまでほとんど流れの切れることがなく140杯を売り上げ
売上は¥77780-に達し ほとんどの人が過分に募金を入れてくれたことになる。

《 予想を超える売り上げが!》
台風19号による被害が報道されてすぐに店内に設置し
お客様に協力をお願いしていた募金箱には¥38396-が寄せられており 合わせて¥116176-に上った。
その後にもFacebookで今回のチャリティーを知った2人の知人が合わせて¥33000-を
振り込んでくれ 最終的に¥149176-もの寄付金が集まった。

《 寄付は千葉県に 》
今回の募金は2004年に三条市が被災した「7.13水害」の際に
私に¥100000−を預けて三条市に寄付をしてほしいと申し出てくれた
当店のお客様で千葉県柏市在住の(株)五香刃物製作所の八間川社長への恩返しを兼ね
千葉県に寄付することを決めていて 送り先は同社長にお願いして決めてもらうことにした。

《 五十嵐川漁協に感謝 》
今回もそうだが 過去17年にわたり氷頭ラーメンの売り出しチャリティーが出来たのも
偏に 鮭の頭を無償で提供してくれる五十嵐川漁業協同組合の協力があっての賜物と
常に感謝の気持ちでスープづくりに取り組んでおり 感謝の気持ちに堪えない。

《 ボランテイァスタッフに感謝 》
また 毎年この日にボランティアで協力を申し出てくれたスタッフと
東日本大震災以来 私の活動に共感し既に2000枚を超える仏画を被災地に届けてくれた
長野県在住の仏画師・荘眠月さんにも この場で感謝の気持ちを伝えたい。

《 今年が最後 》
チャリティーラーメンは今年で最後となるものの 今後も災害が無くなるわけでは無く
この地で営業を続けさせていただく間は また違った形でボランティアをやって行こうと考えている。
皆さんの協力で17年間続けて来ることが出来たことに
関係者やチャリティーに協力いただいたお客様にあらためて感謝の気持ちを表したい。

《 追伸 》

後日 八間川社長からの連絡によれば 1/14に募金と荘眠月さんの仏画を間違いなく
千葉県館山市役所に届けたと連絡が入り 現地の新聞掲載記事が送られて来た。