●穴釣り入門/ソイの魅力手軽で簡単 

≪穴釣り入門≫

手軽で簡単。ちょっとコツを覚えれば、誰にでも簡単に釣れます。

穴釣りとは、
一般に穴釣りと云われる釣り方には大別して二通りの釣り方があります。

一つは、湖に張った氷に穴をあけワカサギなどを釣る“穴釣り”。
もう一つは、港の防波堤にあるテトラッポドや波消しブロックの隙間を釣る“穴釣り”です。

他にも、北海道で厳冬期に港に張った氷の穴でチカを釣るという話も聞きますが。

ここでは、私の得意とするテトラポッドの“穴釣り”と、そこで釣れる魚を紹介します。
先ず最初は、誰にも簡単に釣れ、釣って楽しく食べて美味しい、ソイの魅力を伝えて行きたいと思います。

<ソイとは、どんな魚?>

ここで云うソイとは“黒ソイ”を指します。
魚はサバやイナダなど回遊性のものを除き、ほとんどの魚が障害物に隠れて棲息しています。
ダイビングをするとよく海底1〜2mのところを回遊しているキスの群れに出くわしますが、これは稀な習性と思われます。
そうしたことから、ソイ釣りに限らず魚釣りは、障害物の周囲を狙うことがポイントとなります。

ソイは、基本的に夜行性です。
しかし、テトラポッドや消波ブロックの中は昼間でも薄暗く、その中に潜むソイは小魚やカニを活発に捕食します。
テトラの中はソイにとって、隠れ場も多く、エサを得るには恰好の場所となります。
釣れたソイの胃袋の中からは、思いもよらぬほど大きな魚やカニが見つかることがあります。
その鼻先にエサを入れてやる訳ですからエサを下ろすと同時に飛びついてきます。
穴釣り初心者の方は、ソイの引きの強さに驚くことでしょう。

寺泊周辺では、船で外海の岩礁帯を狙ってソイを釣りますが、海の荒れるこの時期、湾内のテトラッポドの中に潜り込んでいることが良くあります。
ソイは根魚ですので一年中釣ることは出来ますが、私はこの時期のソイを一番美味しく感じます。

東北地方ではソイを使った鍋は大変人気があって、「鍋壊し」とまで言われているそうです。
また、刺身も大変美味しく、白身で甘味があり薄作りにすると、フグにもひけをとりません。

私がフィールドとしている寺泊港の消波ブロックで釣るソイは、20cm〜27・8cm程の大きさです。
稀に30cmをオーバーするものもありますが、そんな時は頭の中に鍋と刺身が駆け巡ります。



食べても非常に美味しい魚ですが、なんと言っても引きの強さが魅力です。
私は自作の竿を使っていますが、20cm程のソイでも引きの強さは相当なものです。
合わせが遅れ、中に潜り込まれたときは取り込むのに一苦労です。
針にかかったソイは向こうむきで狭い隙間に逃げ込み、エラを広げて釣り上げられないように必死で抵抗します。

が、そんな時、あわててはいけません。
少し糸をくれてやり、素知らぬ顔で待ちます。
この時とばかりにソイはエラを閉じ奥へと逃げ込みます。
そこがこちらの思うツボ。
大きく合わせて魚をこちらに向けます。
こうなればしめたもの、ニッと笑ってタモに取りこみます。

『大きいエサと大きい針 小さい魚はリリース』 

私のフィールドは非常に狭く長さも100m有りません。(釣り方のコツの写真でお判りいただけます。)
しかし、この長さの消波ブロックでも丹念に探ると3時間はかかります。
穴釣りの場合は、とにかく丹念に釣ることです。
ソイの他には、ギンボ(銀宝と書き、てんぷらや蒲焼でも美味しい魚です)や渡りガニが釣れます。

エサや釣具についてはそれぞれのページでお伝えします。

私の釣り方のモットーは
  『大きい針に大きいエサ
     小さな魚はリリース』です。

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穴釣指南役
八方斎すぶ太