八幡宮で「箸供養祭」が行われた。
この行事は 三条食品衛生協会が毎年8月4日(ハシの日)に行っており 今年で33回目。
毎日使う箸に 感謝し 健康と食の安全を祈って行ってきた。
今年は 先に起こった東日本大震災と 7月29日に発生した平成23年 福島・新潟豪雨の
犠牲者の慰霊の意を込め お祓いを受けた。
箸供養祭は全国各地で行われていたが 近年次第にこの行事を行う地域も無くなり
30年以上続いている三条は 全国で一番永く続けられているのでは ということも紹介された。
八幡宮境内には神事を執り行う結界が設けられ その周りには三条食品衛生協会員により
焼きそば や かき氷のサービス 子供たちには スマートボールすくいの楽しみも用意されている。
毎年この日を心待ちにしている人も多く 朝の準備のうちから 近所の子供たちやお年寄りが集まり
10:30の開始を待ちきれず 売り場に並んでいた。
売り場といっても この日は全て無料。

もらった人からそれぞれに 自分の気持ちを込めた金額を募金箱に入れてもらう。
用意された400食を超える焼きそばやかき氷は 瞬く間に売り切れ。
食べ物を手に手に 木陰や建物の日陰に逃げ込み プロの作る味でひとときを楽しんでいた。