大挙 押し掛け           2012.03.27
3/17 南相馬復興祭に出かけたメンバーの代表が揃って 当日の売り上げを寄付に市役所を訪れた。
訪れたメンバーは『越後三条鍛冶集団』『三条カレーラーメン部会』『五板会』『四日町熟年いこいの会』
『三小相承会』『三条マルシェ実行委員会』の代表13名。
国定市長は 『これだけ多くの人が一度に寄付に訪れてくれるのは初めて 圧巻ですね。』 と ニコニコ顔で挨拶
メンバーには 『冷たい雨の中 ごくろうさまでした。』 と労をねぎらった。
それぞれの団体に復興祭での感想を聞き その働きぶりをつぶさに見てきた国定市長は
自身の目線で感じたことを ユーモアを交えながら楽しく語った。
冒頭 祭り開始早々に売り切れとなった 三条市内の和食の職人で構成する「五板会」が提供した厚焼き玉子に触れ
『三条に避難している時に この玉子焼きをを食べさせてもらって美味しかったんでしょうね
南相馬でまた食べれるとは思わなかったと たくさん買って行く人もいましたね。』と
市長自ら その人気ぶりを目の当たりにした感想を述べ 三条の和食職人の腕に改めて感心した。
国定市長も参加した四日町熟年いこいの会と 一時三条に避難していた地元の人気ラーメン店
「双葉食堂」による餅つきでは 250食が無料で振舞われ 人気だったことや
包丁研ぎを行なった三条鍛冶集団からは
『あまりにも良く切れるようになったので わざわざ家まで包丁を取りに戻って ありったけの包丁を持ってくる人もいた。』や
隣のブースに出店した地場産センターによる三条の金物屋や米などの特産品も人気で
一本10000円もする包丁が何本も売れていたと聞かされ
『三条の鍛冶職人の技が認められていますね。』 と 喜んだ。
カレーラーメン部会には
自身 食べる時間が無かったが 並んでいる人の数が一番多かったと 人気ぶりに満足。
マルシェ実行委員会の活躍ぶりを
『まるで 三条マルシェがそのまま南相馬に行った様な賑わいでしたね。』 と 振り返った。
しかし 参加した全員が 『正直 心の中には 本当に祭りを楽しんで良いんだろうか との葛藤もあった』 という言葉に
国定市長も表情を曇らせながら 『南相馬の人達の気持ちを量り 心遣いしながら話す部分もあった。』 と 心境を吐露
子供の姿が少なかったことに触れた際には 一点を見つめ言葉を詰まらせた。
最後に 三小相承会の太鼓演奏に 労いの言葉を述べ 
『この次は 相馬野馬追いに出かけて 思いっきり元気付けしましょう。』 
と これからも南相馬を応援して行く考えを示して締めくくった。
義援金と共に 南相馬訪問時にも届けた一ノ木戸小学校児童による
仮設住宅入居者への激励メッセージも新たに200枚ほどが寄せられ 併せて南相馬市に届けることとなった。
各団体の寄付金額
越後三条鍛冶集団
三条カレーラーメン部会
五板会
三小相承会
三条マルシェ実行委員会
四日町熟年いこいの会
13,600
46,300
50,000
30,000
57,200
現地で餅250食
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