市内の大手金物卸会社の新入社員研修が　三条鍛冶道場で開かれていた。
参加した新人16名　初々しさの残る若者にとって　鍛冶の仕事は初体験。
金鎚を持つのも初めてと思われる手つきだ。
女子社員などは　真っ赤に焼けた鉄を見ることさえ初めて。
最初は　恐々した表情でオドオド・・・・
しかし　師範に手ほどきを受けると　面白くなったのか　槌の音も軽やかになってきた。
会社の狙いは　『鉄は熱い内に打て』　と　鍛冶の仕事を体験させ　金物販売に役立てることが目的と察した。
新人たちも　熱くなった柔らかな鉄が　打つ人の思い通りに変化することを体験
この日の鉄のように　柔軟な思想でこれからの人生の困難に応ってほしいと願うところだ。