真剣な眼差し           2012.09.16
15日 三条鍛冶道場にうかがうと 長野県から来場した一団が・・・。
三条で学校の教材を納める金属加工会社の社長が 取引先と学校の教師を含むかんけいしゃを連れ
刃物造りの基本 鍛接(軟鉄に鋼を貼り付ける)加工に取り組んでいた。
赤く熱した地金を 貼り付ける鋼の幅に叩いて整形 そこに接合材を乗せて鋼を合わせ
もう一度赤く熱したあと ハンマーで叩いて接着する。
この時 真っ赤な火花が周りに飛散するため 腰が引けながらも真剣に叩き続ける。

子供たちの教材として使用する刃物が どのようにして出来てゆくのかを体験することが
教育の一環として大切と 実習に訪れたようだ。
三条市内の小学生は 体験授業に和釘造りを取り組んでおり 真っ赤な鉄は子供の頃に体験するが
この日体験した刃物造りが 学校での子供たちへの教育に大きな力となるだろう。