夏越大祓             2014.07.01
『夏越大祓』 当地では「半年参り」「流れかんじゃ」などと呼ぶ 6/30に行われる行事。
ここは 三条市の総鎮守・八幡宮。
1年の半分が過ぎるこの日 これから夏に向かい健康に過ごせるようにと神事が執り行われる。
朝から多くの人が参拝に訪れる。
参道に設えられたチガヤ(茅)で出来た茅の輪を八の字に1回半廻り本殿でお参りする。
神事は 夜10時から始まり宮司の祝詞の後 参拝者が納めた人形の名前を読み上げ櫃に納める。
その後 本殿に上る八幡宮関係者や役員を祓い清め それぞれが玉串を奉奠する。
玉串奉奠の後 参拝者や関係者が全員宮司の後に列し 宮司の3度の祝詞を拝し健康を祈願する。
茅の輪を3度くぐった後 本殿裏に設えた竹で四方を囲う結界に用意された焚き上げ台で人型を焼納し神事が終わる。
灯りの無い本殿裏で執り行われる神事は 幻想的な雰囲気が漂い
張り詰めた空気の中 赤々と燃え上がる炎が一層厳かさを感じさせていた。