先月の終わりから　いろいろなことがあり過ぎてバタバタ続き・・・ようやく息抜きができた。
一番は　叔父の他界だった。
10数年前に脳梗塞で倒れて以来　2度再発したものの　大勢の兄弟で一番慎重派の叔父は
辛抱強くリハビリに励み　その都度病気を克服してきた。
最後は胃ガンに侵され　末期で手遅れだった。
剣道の師範を長く務めた叔父は　家族に一度も痛いと言わなかったと言う。
如何にも叔父らしい最後だった。
うちの婆さんの兄妹は5人（戦死した兄２人を含めると７人）　その長女だ。
これまで　どういう訳か　年の若い順に亡くなっている。
今回亡くなった叔父も　家族からは　ひと月前に　余命一年と聞かされた。
闘病に苦しんでいたので仕方ないかと　覚悟はしていたが　2週間前に　余命一ヶ月と・・・。
弟の体調を知って　そればかりを心配し落ち込むのが怖く　婆さんには知らせずにいた。
無くなる4・5日前に　あと一週間と聞かされ　息のあるうちに顔を見せておこうと　11日　病院に見舞った。
午後3：00過ぎ　病院に着き　受付で病室を確認していたところに携帯が鳴り　今終わった　と告げられ
急いで病室に駆けつけると　病室には家族が揃っており　ベッドには叔父が静かに横たわっていた。
病室に入るや　婆さんが泣き崩れ　手の付けようが無いほどの慟哭が続く。
ここは　思い切り泣かせてやるのも親孝行と　何年分もの涙を流させた。
お盆を控え　お寺様の都合もあって15・16日に通夜・告別式となった。
お盆に身内の来客があっても　何となく心ここに在らずで　今年のお盆は沈んだ感じで過ぎたが
そのバタバタも先週で終わり　ようやくこの日　落ち着いた休みとなった。
実は　このかみさん　背骨を3箇所骨折中の身。
騒ぎの間中　痛みを堪えていたようで　この日は婆さんをショートステーに預け　何の心配も無く好きな釣りを満喫
のんびりゆっくり出来たことで　どうにか　ストレスが発散できたようだ。
ストレス解消の要因は他に　もう一つ　この日は寺泊の『コーヒーとランチの店　Kinta』さんでランチをとった。
その　Kintaさんの奥様に　日頃のうやむやを聞いてもらったことも大きかったようだ。
かみさんは「雑穀米のランチ」　私は「黒米ソースのパスタ」をいただいた。
美味しかった。。。。
私も　ここの店が大好きで　海を眺めながらいただく食事は　何よりのスパイスとなる。
婆さんを他所に預けて　自分たちだけストレス発散とは　マザコンの私としては少々後ろめたいが
マザコン以上に『恐妻家』の私にとって　こうした休日を持つのも　生きて行く上で講じなくてはならない大切な手段の一つだ。（笑）