2014.11.25
冷たい雨が降る午後 外で子供の大きな声が・・・
良く聞くと 『おねがいします』 の声。
何のお願いかと声の許へ行くと この姿の子供たちが人通りの無い道に向け一生懸命に声を上げている。
赤い襟の黄色い法被で 白地に「赤い羽根共同募金」と書かれたのぼりを手に募金を呼びかけていた。
見れば知っている顔の子がほとんど。
ここは 募金をせねば男が廃る と小銭入れをひっくり返して全部入れてやると
元気な声で 『ありがとうございました!』 と全員で頭を下げる。
やにわに もう片方のポケットから財布を出し¥1000札も募金箱へ・・・
今度は驚きの声で 『うぉっ!』 だけ(笑)
頑張れよと励ますと ようやく全員で
 『ありがとうございました!』
その声が 一段と元気が出たように感じた。
私も 40年ほど前から30年間『三条・竹の根会』という赤い羽根共同募金支援の会を主催し
会員が 竹筒の募金箱でお客様から募金を募り 年末のこの時期に集まった募金を持ち寄って集計していた頃を思い出した。
きっとこの子供たちも 将来 この経験が自分のためになることを感じてくれる日がくるくることだろう。