三条市が首都圏に向けPR・募集した『三条鍛冶道場 切出し小刀作成講座』に応募した研修生を迎え6月3・4日の両日、同道場において実習が行なわれた。
この講座には定員を2倍を越える応募があり、今回の参加者は25名。次回は8月に開催することが決まっている。

三条を代表する鍛冶職人24名が講師となって手解き、ほとんど付きっきりで指導です。
「半分は造ってもらっています。」とは言いながらも、次第に槌打つ音にもリヅムが出始め
赤く熱せられた地金が小刀の形に変わって行く行程に、うれしさが表情に表れていた。

2日目ともなると、顔も目もすっかり職人に変身。
ピカピカに研ぎ上げられた小刀に大満足の参加者だった。