五十嵐川で 鮎の放流が行われた。
場所は渡瀬橋上流 ここには 鮭の採捕場もあり
五十嵐川の魚の生態を観察するメッカとなっている。
この日は 三条リバティーライオンズクラブと五十嵐川を愛する会が主体となった
『五十嵐川に鮎を放流する実行委員会』が 鮎500尾を放流した。
放流には 三条市に避難している南相馬市の市民も参加
挨拶の中 全員で南相馬の方向に向かい黙祷を捧げた。
鮎は五十嵐川漁協が 村上漁協から15cmほどに成長した鮎を譲り受けた。
輸送中は水温を14℃で搬送 現場で五十嵐川の水温に合わせ25℃まで上げた。
参加した親子連れは 漁協の会員からそれぞれのバケツに
10尾ほどづつ入れてもらい 川岸まで降りて放流した。
鮎は 急激な温度変化に弱く 放流しても腹を上にして泳ぎ出せない鮎もいたが
大半の鮎は バケツから放たれると元気良く流れの中に消えて行った。