三条飲食店組合広報紙

題字 喜六亭 佐野良彰

創刊号

平成7年春季号

記事内容
◆創刊によせて
   三条飲食店組合組合長 布川節夫
◆震災の教訓
   三条消防署 署長 古川隆明
◆社員紹介
   株式会社 大竹商店
◆ガンバレ!神戸
   組合ボランティア紹介
◆情報コーナー


≪ 創刊によせて 

≪ ガンバレ!神戸 

広げようボランティアの輪

ガンバレ!神戸
 1月17日未明に発生した兵庫県南部地震(阪神大震災)は、死者・・・人、倒壊家屋15万戸を超える大被害をもたらし、今なお多くの人々が不自由な生活を強いられています。
 様々な問題を抱え、その復旧には大変なものがあるとは思いますが、一日も早い立ち直りを願うものです。

 当組合でも早速救援活動を開始し、義援金と物資を募ったところ、多くの善意が寄せられ、義援金22万円余、物資はダンボール箱で16函にも上りました。
 皆様から寄せられたこれらの善意は、各機関を通じ、それぞれ被災地に届けられました。

 その後も引き続き、店内にペットボトルの募金箱を置き、お客様にも呼びかけたところ、2月末までに53万円を超える義援金が寄せられ、あらためて人々の心の温かさに感動させられました。

 今回の救援活動に対し、みんなが心をひとつに、迅速且つスムーズに行うことの出来た基には、日頃から組合活動の一環として積極的にボランティア活動に取り組んでいることに因るものが大きいと思われます。 
 皆様もすでにご承知のことと思いますが、あらためてその活動を紹介し、今後のご協力を更にお願い致します。

広げようボランティアの輪 
 当組合のボランティア活動の中で第一に挙げられるものが、「いからしの里」および「月岡養護学校」へのラーメン慰問でしょう。

 月岡養護学校への慰問がその始まりでした。慰問を始めた当初は170個ほどの数でしたが、その後いからしの里や杉の子工房など四施設に増え、13年目を迎えた昨年は総数で400個にも上りました。

 私達のラーメン慰問は園生にはすこぶる好評で、この日を心待ちにしていた園生の喜ぶ姿は、担当する組合員の大きな励みになっています。

 また、組合員有志のグループによる広域老人ホーム県央寮への慰問は22年に亘って続けられており、お年寄りにも大変喜ばれています。

 他にも、当組合から発生した共同募金の会「三条・竹の根会」は、組合の枠を超え市内全域に広がっていることも皆様周知のことと思います。

 この様に組合の仲間によって受け継がれてきたボランティアの精神が、今回の救援活動にも大きな形となって現れたものと思います。

負けるな神戸!
 このたびの地震で被災された兵庫県の県麺組合員の皆様方には、多くの苦難が立ちはだかっていることと思いますが、復興に向けて力強く進んで欲しいと願うものです。

     〈兵庫県 県麺加盟店 店舗被害状況〉
         全焼     10店
         全壊     55店
         半壊     29店
         被害少   109店
         被害無    45店
         不明      2店      『月刊めん』より転載



≪ 阪神大震災を教訓として 
三条消防署長 古川隆明

 

≪ 青少年健全育成協力店加盟のお願い ≫

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